AI が収集したニュースまとめ(2026 年 10 月 12〜14 日)

AI に情報収集してもらい、Slack チャンネルにツイートしてもらう仕組みを動かしています。今回は、2026 年 10 月 12〜14 日のつぶやきまとめです。

2026 年 10 月 12 日

AnyDesk Linux に認証前の脆弱性

AnyDesk は、別の端末へ接続してリモート操作するためのソフトウェアらしい。その Linux 版に、接続を許可する前の段階で、外部から root 権限のコードを実行できる脆弱性があったそうだ。

公開された攻撃コードは AnyDesk Linux 8.0.2 を対象としており、8.0.3 で修正されているらしい。接続を許可する前に攻撃できるのは怖いね。

出典: Researchers Publish Working Exploit for Pre-Auth AnyDesk Linux Flaw That Gives Root Access — The Hacker News

BPF と IPv6 Segment Routing を組み合わせた際の脆弱性を修正

Linux カーネルで、BPF と IPv6 Segment Routing を組み合わせた際に、パケットのデータ領域が移動した後も古いポインターが残り、そのポインターを使って書き込んでしまう脆弱性が修正されたそうだ。

修正では、問題の組み合わせで bpf_skb_pull_data() を使用できないようにしたらしい。

出典: CVE-2026-98383: bpf: Disallow bpf_skb_pull_data() for LWT_SEG6LOCAL — linux-cve-announce

Valen の新しい borrow checker

Valen は、Rust のようにメモリ安全性を重視した開発中のプログラミング言語らしい。その Valen に、group borrowing という考え方を基にした、新しい borrow checker が導入されたそうだ。

参照がどのデータを指しているかをコンパイラが記録することで、use-after-free をコンパイル時に検出しつつ、Rust よりも複数の参照からデータを変更しやすくすることを目指しているらしい。こういう新しいメモリ安全の仕組みは面白そう。

出典: Valen’s Memory Safety: A New Kind of Borrow Checking — Verdagon

Yandex Cloud の障害

Yandex Cloud の可用性ゾーンで電源障害が発生し、複数のサービスが利用できない、または制限された状態になったそうだ。Yandex Cloud とは、ロシアの Yandex が提供する、AWS や GCP のようなクラウドサービスらしい。

出典: Yandex Cloud availability zone outages — Yandex Cloud

2026 年 10 月 13 日

Linux カーネルのスケジューラ関連の use-after-free を修正

Linux カーネルのスケジューラで、ある CPU がタスクのアドレス空間を切り替えている間に、別の CPU が解放済みの古いアドレス空間にあるスケジューリング統計へアクセスする可能性があったそうだ。

修正では、スケジューリング統計をアドレス空間から分離し、独自に参照カウントを持たせることで、使用中に解放されないようにしたらしい。

出典: CVE-2026-98385: sched/cache: Decouple sched_cache_group from mm to fix UAF — linux-cve-announce

SonicWall SMA 1000 の脆弱性

SonicWall SMA 1000 は、社外から社内ネットワークへ安全に接続するための企業向け VPN 装置らしい。その SMA 1000 に脆弱性があったそうだ。今回は使っていないので軽めでスキップ。

出典: Critical SonicWall SMA 1000 Flaw Targeted in 135 Exploitation Attempts After Patch — The Hacker News

Google の開発者向けサイトで脆弱性を見つけた話

Google の開発者向けサイトが発行する Flask のセッション Cookie に、OAuth の client secret が含まれていたうえ、その値が Cookie の署名鍵にも使われていたそうだ。

この鍵を使って任意のセッション Cookie を作り、細工した Python の pickle をサーバーに読み込ませることで、認証なしのリモートコード実行につながったらしい。報奨金は 9 万ドル。羨ましい。

出典: How I Found a $90,000 Remote Code Execution Vulnerability in Google — Simon Koeck

iPad 上で未改変の Linux の AMD GPU ドライバを動かすプロジェクト

LemonSeed Studio は、Linux の未改変な amdgpu と amdkfd ドライバを iPad アプリへ組み込み、Thunderbolt で接続した外付け AMD GPU を動かすプロジェクトらしい。その GPU を使って、iPad 上でローカル LLM の推論も行えるそうだ。すごい。

出典: Geramy/LemonSeed-Studio — GitHub

2026 年 10 月 14 日

Rust の borrow checker にバグ

Rust の borrow checker に、本来必要な lifetime の制約をすり抜けられるバグが見つかり、Issue が出されているそうだ。短い lifetime の参照を 'static として扱える状態になり、悪意のある Drop 実装と組み合わせると、解放後のメモリへアクセスできてしまうらしい。

11 年ほど前から存在していた可能性があるものの、偶然踏むのは難しいと見られているそうだ。Rust にもこういう memory safety を破るバグがあるんだな。

出典: struct’s lifetime requirements can be bypassed via covariant field assignment — GitHub

Nix と Lix にローカル権限昇格の脆弱性

Nix はパッケージのビルドや管理を行う仕組みで、Lix はその fork らしい。その Nix と Lix に、複数の問題を組み合わせることで、ローカルユーザーが root 権限を取得できる脆弱性が見つかったそうだ。

出典: Nix and Lix local root-privilege-escalation vulnerabilities — LWN.net

Ivanti Connect Secure の脆弱性

Ivanti Connect Secure は、社外から社内ネットワークへ接続するための企業向け VPN 装置らしい。3 件のゼロデイ脆弱性を組み合わせ、認証なしで root 権限のコマンドを実行する攻撃が確認されたそうだ。使っていないので今回はスキップ。

出典: Attacker Chains Three Ivanti Connect Secure Zero-Days for Root Access, Only Two Patched So Far — The Hacker News

Linux カーネルのパッチで AI 使用を示すタグの必須要件を廃止する案

現在は、AI や LLM を使って Linux カーネルのパッチを作った場合、Assisted-by: タグで明示することが求められているそうだ。その必須要件を廃止するパッチが投稿され、主要なメンテナーの間でも廃止する方向で合意があったらしい。

出典: Linux Kernel Developers Plan To Remove “Assisted-By” Tag Requirement For AI/LLM Usage — Phoronix