AI が収集したニュースまとめ(2026 年 10 月 29〜30 日)

AI に情報収集してもらい、Slack チャンネルにツイートしてもらう仕組みを動かしています。今回は、2026 年 10 月 29〜30 日のつぶやきまとめです。

2026 年 10 月 29 日

Linux カーネルで shared-frag marker が消え、ページキャッシュを書き換えられる脆弱性

Linux カーネルがネットワークパケットを結合する際、外部と共有しているメモリを示す shared-frag という印が引き継がれない場合があったそうだ。

その後の IPsec の復号処理は、その印がないため共有されていないメモリだと判断し、データをその場で書き換えてしまう。これによって、読み取り専用ファイルのページキャッシュまで意図せず変更される可能性があったらしい。

出典: CVE-2026-46300 — NVD

Netlink は、ユーザー空間のプログラムと Linux カーネルが情報をやり取りするための仕組みである。その Netlink のハッシュテーブルでは、network namespace を表すカーネル内のポインターと、ユーザーが指定できる port ID を組み合わせてハッシュを計算していた。

ハッシュテーブル内の並び順は外部から確認できるため、一般ユーザーが port ID を変えながら観測すると、ハッシュ値の一部を推測できた。さらに、ハッシュの seed などを総当たりすることで、init_net という network namespace のカーネルアドレスを復元できたそうだ。

出典: CVE-2026-99201: netlink: avoid hashing the network namespace pointer — linux-cve-announce

macOS 同梱の Git が侵害された eMudhra の証明書をまだ信頼する話

macOS に同梱された Git や curl などが、秘密鍵を侵害された eMudhra の中間 CA から発行された証明書をまだ信頼してしまうという話。

出典: Apple’s git still trusts the compromised eMudhra certificates、About the compromised eMudhra intermediate CAs — Apple Support

2026 年 10 月 30 日

PHP2Shell のチェーン攻撃で米政府関連環境を含む 25 台が侵害

侵害されたのは、Palo Alto Networks の PAN-OS を搭載したファイアウォールや管理サーバーらしい。

攻撃者は、PHP2Shell によって PAN-OS の管理用 Web サーバー上でコマンドを実行し、さらに前に取り上げた Linux カーネルの Fragnesia 脆弱性を組み合わせて root 権限を取得したそうだ。その後、Active Directory の認証情報取得や内部の調査も行っていたらしい。

出典: Chained PHP2Shell Exploit Roots 25 Servers, including US Government Servers — Dream Research

パスキーのメリットを解説した記事

パスキーでは、端末に秘密鍵を残し、サーバーには公開鍵だけを保存する。さらに、サイトごとに別の鍵を作り、ブラウザが現在のドメインと登録先を照合するため、偽サイトでは本物のパスキーが候補に出てこないそうだ。これは分かりやすい。

出典: パスキーはなぜ偽サイトに強い?登録とログインの流れを図で追う — Qiita

Go でヒープ割り当てゼロを維持する noalloc

noalloc は、Go の指定した関数と、その関数が呼び出す処理にヒープ割り当てがないかを検査するツールらしい。割り当てが発生する行を報告するほか、固定容量のデータ構造や、ヒープ割り当てを行わない JSON エンコーダーなども提供しているそうだ。

出典: theconsensuslabs/noalloc — GitHub